24時間テレビのマラソン
毎年この時期にある24時間テレビ。
その中で行われている24時間マラソンは番組に目玉である。
色々な所で言われているが、私もそろそろマラソンは止めても
良いのではないかと感じた。
今年はお笑いタレントのブルゾンちえみ
本人には知らせず、開始1時間前にランナーに指名された事が伝えられたらしい
マラソンの状況は終始テレビで見ていたが全く感動出来なかった。
20代の若い人、しかも普段から練習している人であれば、90Km位は正直
完走できそうな感じがする。いったいこのマラソンを通じて何を
伝えたかったのか全く分からなかった。
単なるタレントを売り出すための大人同士の売名行為ではと感じて
しまうほどだった。この番組の趣旨から大きく逸脱しているのでは?
ちなみに、私も40歳の時に東京マラソンに出場した経験があるが、
当選するまで全く運動という運動をしていなかった普通のおじさんだった。
運動は高校を卒業以来、全くやっていなかったので初練習の時は1Kmも走れない
状態だった。当選してから週1・2回の練習を半年ほど続けた所、6時間程で
無事完走することができた。
1Km=10分、6Km=1時間、144Km=24時間
機械的に計算するとこうなるが、決して無謀な数字ではない。
何か猛烈に24時間マラソンを批判しているように聞こえるかもしれないが、
折角公共の電波を使用してチャリティをやるなら、もう少し視聴者の事や
社会的な意義を考えて欲しいと思っているだけだ。